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安藤漢方薬局ブログ

剤形に意味あり

葛根湯、防風通聖散、八味地黄丸。これらは全部粉薬として売っています。しかしそれぞれの処方名の最後を見てください。湯、散、丸となっています。湯は煎じて煮出すもの、散は生薬を粉になるまで細かくするもの、丸は生薬の粉末や煎じ液を混ぜてはちみつなどで固めて丸剤にしたものです。これらは吸収や、香りの効能など考えられていてそれぞれの剤形に意味があるのです。その処方名の最高の効き方を得ようとするならば出来れば本来の剤形で服用していただきたいものです。
(桂店 ともき)