明け方、足がつって目が覚めたということが続くようでしたら、それは筋肉が夏バテを起こしていると考えてください。
人の身体は汗をかいて温度調節をしています。汗は水分ですが、補給が間に合わないときは、血を水に変えて汗を出し続けます。
しかも血を作る工場となる脾胃も夏の間はフル稼働で連日のビールやアイスに悲鳴を上げています。
そのため、血は不足気味になります。血は全身を巡るものですが、足がつるという症状は「足の筋肉に十分な血が届いていません」というサインです。
もちろん夏に限った事ではありませんが、血の不足に加え、涼風や冷房で筋肉が冷えてなおさら血の巡りが悪くなってしまうのです。手足のしびれも同じような理屈で起こります。
夏生まれが関係しているのかはわかりませんが、私は夏バテというのをほとんど感じたことはないのですが、クーラーの風に無意識にでもあたりすぎたりしないよう注意したいと
思います。健康に過信はほんと禁物ですよね。
(桂店 ともき)