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安藤漢方薬局ブログ

あれから3年・・・

完全にコロナ禍が過ぎ去ったわけではありませんが、5類に移行されたことで町の賑わいがコロナ前に戻ったような気がします。

気がつけばコロナ禍の間に3年という月日が流れ、自分の年齢も3歳上がって現在に至ります。

夏の猛暑の頃、熱中症になり救急搬送される方が増えていました。

テレビでも医師が「誰しもコロナ前より3歳、歳を取っていることを忘れないように」と注意を促していました。

東洋医学では四季の移ろいとともに、身体も変化すると考えます。

中でも夏の暑さと冬の寒さは気温差が激しい分、身体への負担が大きくなります。

それを支えているのが【心】と【腎】です。

夏の断熱と冬の保温は、心と腎で作り上げられた腎陽気の役目です。

冬の寒さで、心と腎のバランスが崩れると、心臓・血管・血液にに負担がかかります。

センソは心をいたわる生薬です。

心をいたわることでコロナ後も乗り切りたいものです。

                             嵐山店 ひかり

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こたつにみかん

冬の風物詩「こたつにみかん」を思い浮かべる季節です。

普段「みかん」と呼んでよく食べられているのが「温州(うんしゅう)みかん」です。

「温州みかん」が生まれた地は、みかんの名産地和歌山県や愛媛県ではなく、鹿児島県だそうです。

江戸時代初期に中国から同県へ伝わり、九州のみで栽培されていたそうですが、その後ほかの地区にも広がり、増産されるようになったそうです。

そして、気になる「温州」という名は、中国の東シナ海に面した柑橘類の産地で浙江省にある市が由来しているとのことです。

英語では「satsuma-mandarinサツママンダリン」と日本名も入り呼ばれているそうです。

みかんにはビタミンC(肌荒れ、風邪予防)が多く含まれ、果肉の袋にはペクチン(便秘改善作用)、袋や白い筋にはヘスペリジン(高血圧、動脈硬化予防)の作用に加えて、最近では、みかんの色素β-クリプトキサンチンには体内でビタミンAと同様の働きがあり、ガンの予防の可能性が期待されているそうです。

ただ、みかんの食べ過ぎは体を冷やすのでほどほどに(;´・ω・)

                             嵐山店 ひかり

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霜の季節

朝、散歩に出かけたら、あたり一面に霜が降りていました。

愛宕の山にも霧がかかっていて幻想的な雰囲気でした。

早いもので冬も半ば、冷え込みが厳しくなってきたという証拠です。

しかし、ニュースの天気予報では、週末はまた20度近くになると言っていて、びっくりします。

寒暖差が激しいですが、体調を崩されませんよう、ご自愛ください。

                             嵐山店 ひかり

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滅茶苦茶

先日、お茶のお稽古を見学させていただきました。

そこで普段何気に使っている言葉が、お茶の世界から生まれたことを知りました。

「あの人めちゃくちゃな運転しはるわぁ」、「めちゃくちゃおいしそうなケーキ!」などで「めちゃくちゃ」という言葉をよく使いませんか?

漢字で書くと「滅茶苦茶」、意味は「まったく筋道が通らないこと」、「前後を考えずに事を行なうこと」、「度を越していること」、また、そのさまです。

その「滅茶苦茶」も先程述べましたように、お茶の世界から生まれた言葉といわれています。

「客人に茶を出さない(無茶)」と、「出した茶が苦い(苦茶)」がくっついてできた言葉という説です。(関西では無茶より滅茶がよくつかわれますね)

昔の人はお茶をコミュニケーションのツールとしてたしなんでいたので、とても大切なものだったのでしょう。

なので相手にお茶を出さない、出しても苦いお茶ということは失礼な行為で、これが転じて、デタラメな事を意味するようになったというものです。

他にも仏教用語の「無作(むさ)」、もしくは、古語の「むさと」だとする説もあるそうで、「無作」は「人為的な働きのないこと」、「自然のまま」という意味で、「むさと」は「むやみに」、「うっかりと」という意味です。

いろいろな説がありますが、たいへん興味深いお話ですね。

                             嵐山店 ひかり

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自律神経

季節が巡り、暑い夏が終わると、秋を過ぎて寒い冬がやってきます。

真夏と真冬では気温差は30度以上にもなります。

11月は上旬が暑い日が多くてひと月の間でも寒暖差が大きかったです。

これだけ大きく変化する環境下で私達が生きていられるのは、体の中の環境を一定に保つ力のおかげです。

暑くても寒くても、私達の体温は一定に保たれています。

また、立っていても座っていても、血圧は適切に保たれています。

このようなバランスを取る能力を「恒常性維持機能」といいます。

この働きを支えているのが「自律神経」です。

自律神経は「交感神経(活動しているときの神経)」と「副交感神経(リラックスしているときの神経)」によって常に保たれており、通常は日中に交感神経が優位になり、夜は副交感神経が優位になります。

ところが、不規則な生活習慣や仕事や人間関係のストレスなど様々な原因によってこのバランスが乱れてしまいます。

交感神経ばかりが優位になると、緊張状態が続き、血圧上昇など心身の興奮状態が続くことになり、逆に副交感神経の優位が続くと意欲が上がらず無気力感や疲労感を招きやすくなります。

両者のバランスを適切に保つために、規則正しい生活・適度な運動・深呼吸でリラックスするなど、健やかに過ごしましょう(^^♪

「恒常性維持」は自然治癒力の働きの一つで、自然治癒力を高める基本は「血流」です。

血流を良くすることで体は温まり、心身ともにリラックスした状態になるので、やはり健康の基本は血液からですね☆

                            嵐山店 ひかり

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冬の三種の神器

ぐっと寒くなってきた時に増えるご相談が、腰や肩の痛みです。

寒さや冷えでで体がこわばり、ふとした瞬間に「うっ」となってしまいます。

そんな時にお役立ちなのが「腎」を補う動物性生薬〈鹿茸〉と元気の源である「脾胃」を補う〈紅参〉の二味のみを配合した【霊鹿参】です。

また合わせてお使いいただきたいのが、痛いところに塗り込むエミュークリームと腰、骨盤、仙骨を支えるコシラックです。

冬の三種の神器と言いましょうか、オススメです。

                             嵐山店 ひかり

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鑑真和上

11月6日に唐招提寺で行われた「第4回 鑑真和上への薬草献納式」に参列しました。

去年の2月から薬草園事業に参加させていただいているご縁です。

金堂の薬師如来立像前で「鑑真和上和讃」をお唱えさせていただいて、穏やかな気持ちになりました。

その後、平成の鑑真和上身代わり像が奉られている開山堂の中に入れていただき、お参りすることができました。

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むらさきクラブの集い

先日、第37回むらさきクラブの集いを開催いたしました。

4年ぶりのリアル開催となりましたので、会場選びなどから何度も打ち合わせをして当日を迎えました。

11月とは思えないほど暖かい日となり、汗をふきふき多くのお客様にご来場いただきました。

自然派医師 本間真二郎先生に【~医師が実践する病気にならない自然な暮らし~】 というご講演いただきました。

主な内容としましては

・自然に沿った生活をしましょう

・自然に沿った生活をしていれば病気にならない

・全ての病気の原因は不自然な生活にある

・病気の人でも自然に沿った生活をすれば、病気が治る・改善する

でした。

病気には‘原因’と‘結果’があります。

西洋医学は‘結果’に素早くアプローチするのが得意で、その多くが対症療法です。

対症療法は病気を根本的に治しているのではないので、‘原因’はそのままとなり病気を繰り返すことになります。

大切なのは‘原因’となった生活を見直すことと、根本治療につながる生活をすることと話されました。

健康・自然に沿った道から外れたものが病気を生み出し、症状として現れます。

それを自然に沿った道に戻そうとする力が自然治癒力です。

「人も生態系」という言葉がとても印象的でした。

自然薬研究会で大切にしている、恒常性維持・できるだけ自然なもので身体をケアするという理念にピタッときて、お話の内容がとても腑に落ちました。

参加のお客様からも、多くの気づきがあったと喜んでいただきました。

本来人に備わっているはずの自然治癒力について、店頭でもっとお話をしていきたいと思いました。

                         京都 安藤漢方薬局

違和感

現在全国でインフルエンザの感染が拡大しています。

メディアに出る医師はその原因として「免疫低下」だと言っています。

ここ数年のコロナ禍での過度な感染対策が、免疫低下を引き起こしているとも言っています。

ただ罹患しないためにはどうすれば良いのか問われると、感染対策をすることが大切ですと応えています。

先程まで過度な感染対策が免疫低下を引き起こしていると言っていたのに矛盾しているなと思いました。

それを聞いて「免疫力」とは西洋医学では言い表せることができないのだと感じました。

命の本質は、まだ解明されていないことの方が多いと聞いたことがあります。

なので科学的に説明できることは、ほんの一部にすぎないということが真実なのです。

科学とはそもそも「自然の不思議を説明しようとする学問」⇒自然科学でした。

一般に、近代科学の発祥は ガリレオ・ガリレイやニュートン が登場した16世紀半~17世紀といわれ、物理・地学・化学・生物といった区分に分かれていきました。

そして、運動力学・電磁気学・気象学・地震学などに分かれ、さまざまな技術とむすびついて私たちの生活は飛躍的に便利になりました。

しかし、その一方で、医薬治療の分野ではそれ以前、もっぱら自然療法が主流でした。

中国だけでなく、ギリシャやイタリアなど歴史あるヨーロッパの国々でも、薬草や鉱物が薬として用いられてきました。

日本では、現在でも最新医療の場で、古からの自然療法が否定されることがよくあります。

双方が手を取り合って補い合うことができると、厳しい治療の奏効率はもっと上がると思います。

私自身は体調を崩した時は免疫を後押しするもの(椎茸菌糸体抽出物の発酵食品)と自然薬をがっつり飲んで早く寝ます。

そうすれば翌日にはたいてい良くなっています。

免疫の力をつけるとか、健康を維持するためには、人間が本来持っている自然治癒力を高めるお手伝いをしてあげることが、何よりも大事です。

インフルエンザ、コロナが怖いなぁという方は是非当店にお問い合わせください。

                             嵐山店 ひかり

発想の転換

先日、日本生体免疫研究会の勉強会に参加し、漫画家の黒田クロ先生の【発想の転換~見方、やり方、考え方をカエル~】という講演を聴きました。

見えないものを視ようとする感受性が大事だと改めて気づかされました。

人と関わる上で大事なことは、他人の話を最後まで聞き、何が言いたいか何を考えているか≪考える≫ということです。

考えは目に見えないものですが、相手のことを考えて行動することは心遣いとして目に見えます。

また、今の自分は自分自身が作り出したものです。

原因と結果はイコールで、そのイコールは縁という意味だそうです。

縁はまた間という意味になり、瞬きする間に色々な物事に気付いた結果が今の自分につながってきます。

他人を変えることは簡単にできませんが、自分の考え方を変えるだけでより良い人生を送ることができるということが学びでした。

                             嵐山店 ひかり

~自己免疫疾患のご相談は京都 嵐山・桂の安藤漢方薬局まで~