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安藤漢方薬局ブログ

夏の冷え

6月も下旬に差し掛かり、やっと梅雨入りしましたね。

気温も段々と上がってきて、汗が止まらなくなる時があります。

暑い夏は冷え症と関係がないように思う方がいらっしゃると思いますが、実は現代にとって夏場の冷えは深刻でご相談件数も多くなります。

じめじめする梅雨の湿度も冷えの原因になります。

冷えの症状は人によってさまざまですが、手足の末端や下半身、胃や腸などの内臓、全身、とあらゆる部分に冷えを感じます。

夕方になると足がむくむ、体が重くてだるくなる、集中力が続かない、食欲がわかない、下痢や便秘をしやすいなどの症状は冷えからきているかもしれません。

「冷え症」があると疲れやすくなるのは、冷えにより血管が縮み、血流が悪化し、血液によって運ばれるはずの栄養素や酸素が運ばれなくなるからです。

血の流れが悪くなり滞っている状態を「瘀血(おけつ)(悪血)」といいます。

瘀血があると、老廃物(毒)が排泄されず溜まったままなので、顔色のくすみ、不眠、長引く疲労、精神の疲労、めまい、肩こり、痔(じ)や女性の月経障害などが生じると考えられます。

冷えの解消は、身体の代謝をよくして疲労回復につながるだけでなく、健康に毎日を過ごすために必要です。

改善・回復のために、紫華栄(しかろん)を是非お使いください。

紫華栄は「8つの生薬」からなる虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、発育症などに効果を発揮する滋養強壮保健薬です。

この「8つの生薬」の働きは、主に生命力や抵抗力を補う「扶正(ふせい)」と、老廃物など不要なものを取り除く「袪邪(きょじゃ)」の2つにわけることができます。

扶正の働きを持つ生薬にはニンジン・オウギ・トウキ・センキュウ、袪邪の働きを持つ生薬にはシコン・ジュウヤク・ヨクイニンがあり、ここにカンゾウが加わります。

シコンとは、ムラサキの根で「紫根」と表します。

シコンは内臓に入り込んだ邪気(悪い気)を除き、正気(良い気)を増すことで、体の力を補い、諸種の排泄作用を調え、水分を良く流通させます。

つまり、シコンには腫れたり、痛んだりする症状を緩和させて、さらに血をきれいにする働きがあり、皮膚や内臓を健康に調えるのに役立ちます。

嵐山店 ひかり

自己免疫疾患、糖尿病、免疫低下のご相談は、京都市 西京区 安藤漢方薬局