先日、大和酵素の工場研修に参加してまいりました。
無農薬・減農薬の旬の野菜・根菜・果物など、60種類以上の素材がバランス良く配合されています。
それらの素材を丁寧に水で洗い、機械で細かく粉砕し混ぜ合わせた後、地下5メートルのタンクで発酵させます。
「発酵」と「熟成」の意味は似ているように思うかもしれませんが、両者の違いは微生物が介在するかどうかによります。
発酵とは、微生物の働きによって物質が変化し、人間にとって有益に作用することをいい、微生物という目に見えない小さな生き物と酵素が働いた結果が「発酵」です。発酵によって、香り成分や新しい味わい、色、栄養価を作り出し、それらが健康に働きをします。
熟成はAging(歳をとらせるの意)とも呼ばれ、酵素と外的環境(酸素、温度、湿度、時間、空間)の総合作用により、期間によってはアミノ酸のうまみ成分や栄養素の最小単位までの分解が起こります。自身の細胞に含まれる分解酵素により分解されることをいい、微生物の活動ではありません。
長期間になると、酸素による食品の酸化も起こるので、大和酵素では短期熟成にこだわった製造をされているそうです。
いろいろ試飲体験させてもらったせいか、今日は胃腸の働きが活発化!?しています。
嵐山店 ひかり
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