二十四節気の『白露』には、この季節を表す言葉として、『月露』や『十五夜』などお月様が関係しているものが多くあります。
『露草』も昔は月草と呼ばれていたそうです。
月が最も美しいとされ、秋めいてくる時期ですね。
さて、50歳以上になるとよく起こる視細胞の障害に、「加齢黄斑変性」があります。
これは、視力をつかさどる網膜の中心にある黄斑部に異常な新生血管ができることで視細胞が障害を受け、物の見え方に影響が出るものです。
中高年以降、増加傾向にある老化現象ですが、放置すると失明のおそれがあります。
たばこは視神経の抗酸化力を低下させ、強い太陽光は黄斑部を傷つけるため、喫煙者や屋外で過ごす時間が長い人は特に注意しましょう。
視野の中心がゆがんで見えたりぼやけたりし、次第に中心が黒くなり、視力が0.1以下まで低下していきます。
お茶を注ぐときにこぼしたり、看板の文字が読めなくなったというきっかけで気づく人もいらっしゃいます。
日本人の約9割は比較的進行が速い、新生血管の液体成分が網膜に漏れ出す滲出型の加齢黄斑変性です。
病院では眼球に新生血管の発生・成長を抑える注射をし、症状によってはレーザー治療も行われています。
方眼紙を用意しておき、定期的に片方ずつ見て異常が無いかを確認し、疑わしければ早めに眼科を受診しましょう。
予防のために、抗酸化作用のある緑黄色野菜や魚介類を摂取するのもオススメです。
ニューアイリタンプラス、ハイパワールテイン、松寿仙、流清伝七(ツァオタイ)etc.
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