暦の上では秋ですが、日中は厳しい残暑が続いていますね。
朝や夕方が少し涼しくなってきたのが救いです。
過ごしやすい気候になると、お出かけや旅行の計画を立てている方も多くいらっしゃることでしょう。
楽しく過ごすためには安全と健康が大事です。
今年の4月から自転車のヘルメット着用が努力義務になり、ヘルメット着用している方を目にすることが多くなりました。
しかし、ヘルメットを着用しているからと言って安全な走行をされているとは限りません。
スピードの出し過ぎ、飛出し、逆走などの危険走行を目にすることが依然多いように感じます。
先日のニュースで、警視庁は自転車の交通違反に「青切符」を導入することを検討していると言っていました。
私はとても良いことだなと思います。
自転車に乗る人ひとりひとりが、交通ルールを守って安全な走行を心がけることが、事故のリスクを減少させると思います。
健康についてですが、今年の夏はほんとうに猛暑続きでした。
ここのところ、動悸や不眠、食欲不振、口内炎、倦怠感など夏の疲れのお悩み相談が増えています。
軽い熱中症を体験したという方や、連日の冷房つかれという方もあります。
熱中症は軽い症状であっても、各臓器の細胞の機能が低下したままになっていると、だるさがなかなかとれなかったり、心臓がパクパクするといった後遺症が長引くことがあります。
また、長時間の冷房は肌だけでなく、喉・鼻・目・口(粘膜)も乾燥します。
夏場に汗をかくことは必要ですが、身体の中の水分・ミネラルが不足したままになると、血液の中の水分も不足しがちになります。
そこに、乾燥しやすい環境が続くことで、血の不足(血虚)になってしまいます。⇒ 気・血・水 のバランスがくずれる
季節の移ろいに合わせて、血管・内臓・粘膜のお手入れをして、心を労り、肺の働きが旺盛になる秋に備えましょう。
嵐山店 ひかり