古来の染料として親しまれてきた希少植物「ムラサキ」が交雑化の危機にいると新聞に載っていました。
涼しい山地の草原に生える多年草ですが、全国的に群生が見つかることはほとんどなく、栽培が難しい植物と言われています。
花はこの時期に咲き、真っ白な美しい花です。
染料や生薬として使われるのは濃い紫色の根の部分で、ムラサキの根【紫根(しこん)】といいます。
主成分であるシコニンには、炎症を促進する物質の働きを抑制し、炎症性刺激や酸化ストレスなどの環境ストレスから身体を守る物資を活性化する働きが確認されています。
紫華栄(しかろん)やジュンキコウ(紫雲膏)の原料として使われています。
製造元である和漢薬研究所は、栽培が難しいムラサキの栽培法を長年研修し、特許技術を取得しています。
嵐山店 ひかり