道端や公園に生えているヨモギですが、実は原産地は中央アジアの乾燥地帯だったそうです。
呼吸の際に貴重な水分が逃げて行ってしまわないように、葉の裏に細かい毛を絡ませて、空気は通すが水分は通さない仕組みにしています。
また、その毛にはロウが含まれており、お灸(もぐさ)がロウソクのように時間をかけてじっくりと燃えることができるのもこのせいなんですね。
ヨモギが草餅に利用されているのも、餅にヨモギの葉をまぜると細かな毛が絡み合って粘り気が増すので、つなぎとしての役割からであったそうです。
香りもよく色も鮮やかでよもぎ餅は美味しいですね。
小学生の時に作った思い出があります。
また、お風呂に入れても温まる効果があったり、かゆみを鎮める効果も知られています。
ヨモギは大変万能な野草です(^_-)-☆
嵐山店 ひかり