最近雑誌で「フェムテック」の特集記事をよく見るようになりました。
フェムテックFemtechとは女性FemaleとテクノロジーTechnologyを組み合わせた造語です。
女性の社会進出が進む一方で、女性特有の体調に触れることはタブー視されてきました。
フェムテックという言葉が知られるようになって社会の意識が変わろうとしていることは大変良いことだと思います。
特集記事では便利な給水ショーツや低用量ピルのことが詳しく解説されており、私も給水ショーツは便利なので使っています。
しかし、低用量ピルは生理痛を和らげ生理周期を管理できるので便利ではありますが、根本的な月経不調の改善のお薬ではありません。
長期間にわたって低用量ピルを使用することの副作用もあります。
月経にかかわること、妊娠にかかわることはやはり漢方の婦人薬が最大の味方です。
漢方薬には子宮や卵巣の働きを助け、血流を改善するなどして内臓を守ることで、婦人科疾患を根本的に治療する力があります。
痛みや苦痛を和らげる対症療法に終始するのではなく、漢方薬・自然薬などを併用する重要性に、同世代として若い人にも気づきてほしいと思います。
嵐山店 ひかり