先日、朝のお散歩ついでに天龍寺に行ってきました。
世界文化遺産でもある天龍寺は、1339年(暦応2)に後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏によって建立された臨済宗天龍寺派の大本山です。
敷地内の蓮の花は、毎年見せてもらっているのですが、拝観料を払って中に入ったのは小学生の時以来およそ20年ぶりです。
大方丈の畳に座して眺めるお庭は、とても美しくて心が癒されるようでした。
ほんとうは寝転んでしばらくぼーっとしたかったですが、※寝ころばないでください。という注意書きがありました(‘◇’)ゞ
丁度、秋の特別参拝期間で、法堂に入って雲龍図を見ることができました。
今の雲龍図は、平成9年に日本画家 加山 又造 画伯によって描かれたものです。
それまでは明治期に活躍された鈴木 松年 画伯よって描かれたものでしたが、和紙に描いて天井に貼られていたため損傷が激しく、修復不可能だったそうです。
「八方睨み」の龍といって、どこから見ても龍に睨まれています。
龍が浮き出しているように見えて、圧倒されました。
秋の深まりとともに、特別参拝は12月3日(日)までです。
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