先週のニュースですが、5月8日頃に政府が新型コロナウィルスの分類を指定感染症2類相当から5類に引き下げると発表しました。
「5類に引き下げると医療がひっ迫するのでは?」という懸念があると目にしましたが、医療のひっ迫を防ぐためには、むしろ5類に引き下げることは必然のことです。
2類相当のままですと、熱が出ている状態では、現在でも受け入れ体制のない病院には「来るな」と言われてしまいます。
軽症の段階で医療につながることができず、中には悪化してしまい、救急車で運ばれ入院というケースも多くみられました。
しかも、2類相当の疾病患者を受け入れる病院のスタッフは大変な対処を余儀なくされますので、その疲弊度合いはかなりのことでしょう。
5類となれば季節性のインフルエンザと同じように、熱がある、ちょっとおかしいなという段階で病院に行き、しかるべき対処をすることができれば、重症化を防ぐことができるのではないでしょうか。
有識者といわれる方々が、様々な立場で意見されると思いますが、1日も早く5類へ引き下げられることが、医療従事者の負担を減らすことにつながると私は思います。
嵐山店 ひかり